IMG_8953

バス37泊目 大淀西海岸ムーンビーチキャンプ場
場所 三重県多気郡明和町

ひさびさに時間ができたので大淀(おいず)のキャンプ場へ 。自宅から1時間ちょい。松阪と伊勢の中間地点にある人気スポットだ。
IMG_8903
出発前夜はいつもセット。今回は家族だけなので準備はややいい加減。

IMG_8904
道中にキャンプ場近くのイオン明和店で食材確保

IMG_8905
13:00大淀西海岸ムーンビーチキャンプ場に到着

海辺ということで夏場はすごく賑わうがこの時期はシーズンオフで予約も取りやすい。空いていると思いきや到着時にはぎっしりテントが張られており驚いた。写真は区画サイトでその200m先の奥にはフリーサイトがある。筆者らのレクタは大きめなので今回はフリーサイトを予約。

IMG_8906
50張りが可能というフリーサイトスペースは満員でも30張り分しか予約をいれないので設営場所に困ることはないという。なるほど確かに近隣ともゆとりがあり好きな場所を選ぶことができた。

そんなことよりも・・・

IMG_8911

この強風はいかがなものか。。。形を維持しきれないザキャンの大幕。

正直いうと設営時には強風に煽られ暴れまわるタープ(巨大凧)に筆者らは何度も吹っ飛ばされた。いっそ強風に弱いレクタは諦めてタープ無し青空キャンプをするかと真剣に考えたがその判断も経験の無さゆえ決断できない。その後の予報でも風速は変わらないとあるが無理やりに設営。結局いつもの倍以上の時間を要した。

IMG_8919
この日の夜はかなり冷え込むとのことで近隣キャンパーの幕も冬仕様なのかしっかりした物が多く夏場のキャンプ場とは雰囲気が違う。恐らくは数十万円であろうスノピの大幕や小川の鉄骨系も珍しくはなかった。季節に合わせて選べるなんて羨ましい限りだ。寝室に限ってはこちら(超ショート)も負けてはないがそもそも土俵が違うわけで。。。

常に強風でグニャグニャしているスクリーンタープが目印となってしまった。

IMG_8920
夫婦が悪戦苦闘している頃、子供たちはミニバスケットコートにいた

前日の雨で各所ゆかるみがありリングも大人用。コンディションは良くないがそれでもミニバスが出来るとのことでこのキャンプ場に決めた甲斐があった。夏場であればプールに海水浴と比べものにならない楽しさがあるだろうがミニバス少年団の彼らにとっては充分な施設。これはかなり限定的な話。



ここで今回のNEWアイテムの紹介


IMG_8923
UNIFLAME クッカー キャンプケトル (現在amazon 6,500円)

焚き火に突っ込めるタフなやかんが欲しいということで以前から目をつけていた。見ためは飲食店でよく目にするお冷入れに相当するが焚き火台で常にお湯を沸かしていればいつでもコーヒーが飲めるシロモノ。注ぎ口にフタがあるので灰が入らない。安定した注ぎができコーヒードリップも得意で定評のある1.6リットル。IH対応で自宅でも大活躍。造りも国産クオリティ。家庭でも磁石がひっつくステン製品は多いがこちらは全く受け付けない純度。本当はワンサイズ大きい2.5リットル(ジャンボ)が欲しかったが売り切れ。ちと高いが来季生産分で検討したい。

IMG_8943
焚き火のススで真っ黒になっても構いはしない。漢のアイテム。


IMG_8927
(UNIFLAME) コーヒーバネットgrande(グランデ) (現在amazon 2,100円)
(UNIFLAME) UFコーヒーサーバー(現在amazon 4,500円)

コーヒーバネットは針金ぐるぐる巻き仕様の1~4人用。折りたたみが出来る人気商品。

IMG_8947
コーヒーサーバーはその名のとおり作ったコーヒーを貯めておくことができIHや直火で温め直しができる1.2リットル。一気に5・6杯分作って置けばコーヒー好きでも一晩は凌げそう。茶こし付きなので日本茶も好む筆者向けでもある。サーバー内部にはメモリがあるので人数分の量も計れるのも秀逸。


IMG_8926
(UNIFLAME) UFコーヒーミル (現在amazon 4,800円)

夜明け前にミルで豆を挽いて淹れるコーヒーは格別。。。

とよく言われるが例外なく筆者もそれをやってみたかった。それだけのためにケトルを筆頭にアイテムを揃えたがはっきり言って全自動コーヒーメーカーが買えてしまう価格だ。

IMG_8924

そしてこの日のためにと言っても過言ではないのにこともあろうかコーヒーミルのハンドルを家に忘れてきてしまったのだ!

これには妻もうつむいて失笑。筆者の八つ当たりが面倒くさいのだろう。いや全部バレてるし。

とりあえず手持ちのバイスプライヤーで代用したが粗さ調整の歯車が噛まないので不揃い挽き。負け惜しみではないがそれでも充分美味かった。雑味が多いコーヒーも思い出。


IMG_8913
テンマクデザイン Takibi-Tarp専用難燃シート(現在amazon 5,184円)

タープ内の焚き火は決しておすすめするものではない。もともとはコットン製のテンマクTakibiタープのオプションで雨の日にする焚き火用120cm×120cm。焚火台の真上に吊り下げて火の粉からタープを守る。先輩たちのブログを見ていると大丈夫と思っていてもタープに無数の小さい穴あき等という実例もあるのでその対策で流用した。どちらにしても豪快な焚き火はテント・タープから離れた屋外で。天井の高いタープで小さな焚き火なら何とかということで。


IMG_8937
東周作黒打白紙鋼腰鉈両刃150mmオイルステン仕上(現在amazon 9,148円)

小さな焚き火をするのに必須となるのが薪割り用のナタ。一生モノにしたいのでちょっと奮発。

IMG_8939

「小さな焚き火」というよりか正確には不完全燃焼でケムリを出さないようにしたい。小さな焚き火は燃焼温度が低いので太い薪は燃えにくくケムリを大量にだしてしまう。タープ内でこれが起こればゲホゲホなので太い薪は細く割っておきたい。これに気づいたのはごく最近で奥飛騨で買って帰った薪は実際に太いものばかり残ってしまった。環境にもよるがナタでの薪割りは意外に危険度が高いので慣れるまでは慎重に。慣れたころが一番あぶないというお約束もある。


IMG_8949
最後のNEWアイテムはこの写真・・・

というかこのカメラで撮った写真。夜も更けたランタンのみの薄暗いタープ内にも関わらずかなり明るい写真が撮れているがこのカメラの正体はiPhone7。このブログの写真は95%以上iPhone6によるものだが9月に機種変したiPhone7のカメラ性能の進化には正直驚いた。カメラ性能といえばひとまわり大きいiPhone7 plusが一眼レフ並みと有名であるがiPhone7もこれだけ明るい写真が撮れるように進化している。iPhone6なら撮れなかった写真だということは7に乗り換えた素人の筆者でもはっきり分かるレベルだ。


アイテム紹介はこれくらいにして。。。

IMG_8931
写真が後先してるが晩御飯はホッケの一夜干しと飯ごう炊飯。そしてオーソドックスなBBQ。正直フツウのBBQは飽きてしまったな。牛肉は無駄に高いし。子供たちの食欲旺盛に対し夫婦はやや下降気味。

IMG_8944
焚き火を楽しんだら子供たちの就寝準備。風はすこしマシになってきた。

それからコーヒーを愉しんで大人も早めの就寝。夜中気温は14℃まで下がり寒くて2回ほどトイレに起きたが満天の星空に目を奪われた。隠れたキャンプの素晴らしさを堪能できた。


IMG_8953
翌朝。

IMG_8954
風も止んでいい天気の予感。

RVボックスとバトミントンラケットは夜間にガイロープに引っかかる人対策。これは次回までに何か考えておきたい。

IMG_8955
強風に耐えぬいたレクタスクリーン。気温が下がったのでカセットガス駆動のモービルクールはマイナス5℃を下回っており野菜やらが凍っていた。就寝前に温度調節忘れたのがちょっと失敗。

IMG_8960
朝から暖をとってコーヒーを淹れた。1人早起きした至福の一杯は美味すぎ。

IMG_8961
子供たちが起きてきたのでちょっと散歩。ふりかえってパシャリ。

IMG_8962
フリーサイトは初めてだったが開放的でなかなか良いものだった。

IMG_8963
少し海辺を散歩した

IMG_8966
杉山金属 IH対応 ホットサンドメーカー スマイルクッカーDX(現在amazon 3,014円)


IMG_8967
朝食の主役はホットサンドメーカー。自宅IHでも直火でも誰でもウマく作れるすぐれ物。

IMG_8969
朝食は前夜に焼きすぎでちょっと失敗のローストビーフと凍ったサラダ。にポテサラ風ホットサンドとコーヒー。美味くない訳がない。2回めだがダッチオーブンで作るローストビーフは難解だ。これも課題。

IMG_8970
13:00撤収を終えチェックアウト


楽しかった~。今度はどこ行こっかな。