
車検2日目。
残りの作業は以下
- センターブレーキ調整
- マフラー耐熱塗装
- ホイール塗装
- エンジンオイル注入(添加剤あり)
- LLC強化剤
- ATF交換
- ワイパーゴム交換
- その他

まずはセンターブレーキの調整
乗用車のサイドブレーキはふつうリアブレーキと共用になっているが2トンクラス以上のトラック・バスなどはプロペラシャフト前方にセンターブレーキを設け独立した機構をもっている。筆者のクルマはATなのであまりサイドブレーキは使わないがDPF(スス焼き)など全く使わないわけではない。サイドブレーキに関してとくに不満はないがせっかくなので調整しておくことにする。

調整はドラム内の調整ギアをまわしてセンターブレーキシューがギリギリまで広がるようにすれば良い。構造はリヤドラムブレーキとほとんど同じ。ゴムキャップを外してマイナスドライバーでギアを上げセンタードラムがロックしたら少し戻すだけという作業。筆者のは7コマでロックしたので2コマ戻した。サイドブレーキの引きしろは7ノッチから5ノッチに変化した。

マフラー系を耐熱銀ラッカーで塗装。FFヒータのパイプも塗装した。

前輪に履いていたホイールはパッドの粉でめちゃ汚いので高圧洗浄。このホイールはリヤに使うのでキレイにしておかなければ。

塗装は銀ラッカー。光沢があって気持ちが良い。

前輪も塗装。マスキングなしでタイヤに塗料を飛ばさないのはちょっとした技術。今日は風がなかったのでうまく塗ることができた。

ついでにヒッチキャリアも塗装しておく

前日にエンジンオイルを抜き取ったままになっていたので注入作業

エンジンオイルはDH-2という規格のもの。ついでにワコーズさんのスーパーフォアビークルも混ぜて入れておいた。これマジで静かになるのでお気に入り。交換は5,000Km毎を目安としてるが筆者は気が向いたときなのでそれよりも短いスパンで替えてる事が多い。

今回はフィルター交換してるので容量7.3リットルでばっちり

エンジンオイル量の最終確認はエンジン始動→停止で行う

エンジンONのついでに前日に交換したベルト4本も確認。エアコンも良好だ。

パワステオイルの点検はエンジンONで行う

2回目となるLLC強化剤(クーラントブースター)も入れておく(過去記事あり)。かなり効果があるのでスーパーLLC車の超ショートならラジエーター液は半永久的に無交換でイケるかも。

クーラントブースター容量は0.3リットルなので予めその分を抜いておくと注入しやすい

抜き取って余った分は勿体ないのでラジエーターサブタンクに補充しておいた

本日のメインイベントはオートマオイルの交換だ
ワコーズさんとこの「HYPER-S」はめちゃくちゃ高くてビビッてしまったが目を閉じ息を止めてペール缶ごと買い取った。本当はもっと安い「SAFETY-S」でも適合するのでそれで良かったのだが「純正がT-Ⅳ(トヨタ規格)ならこっちが良いですよ~♪」とうまく営業マンに乗せられてしまった。。。
最近は技術が進歩し壊れにくくなったのかATオイル(CVTF)半永久無交換を謳うクルマも珍しくはない。筆者のクルマも無交換とまではいかないが20万キロ位ならノートラブルでいけそう。オートマチックトランスミッションはすごくデリケートなのでオイル交換しない方が良い(交換時のホコリ等異物混入・オイル種類間違いなど)という説もあるくらいだ。デリケートゆえに長距離無交換のクルマは交換すればかえって壊れてしまうことがあるので交換を断る事例も多い。
とはいえ筆者は4万キロを節目に一度替えておきたい。
余談だがK君の四駆のカムロードは登坂時に油温が110℃を超え調子が悪くなってしまう。メーカーからそれが起これば必ず全量交換するように言われておりちょっとした悩みを抱えている。これは四駆カムロードの欠陥というか構造上の問題なので仕方ないが筆者の思いはそれも関係しているのかもしれない。
そんなことで些細な変速ショックが気になりはじめクリープ現象中に起こるエアコンアイドルアップの飛び出しや急停車を懸念するようになった。「HYPER-S」などというワケの分からない高級オイルで改善するのか。どれだけフィーリングが変わるのか。それともほとんど変わらないのか。その辺がすごく楽しみである。

交換前にリエッセ2のトリセツで予習。ATFは全量で11.9リットル。ふむふむ・・・

とりあえずミッションオイルパンからドレンを緩めATFを抜き取ってみる。メモリ付きの桶なら抜き取った量がわかるので後の作業に都合がよい。

ATFはなかなか落ちてこないので待つ間に昨日のシャシブラック塗装の手直し。改めて明るいところで見ると塗りこぼしたところが結構あった。

その間にアンダーカバーも取り付けておく事にした
「あれ?」
カバー上側に何かこう動物の毛のようなものが付着している。。。恐らくは野良猫の休憩場になっているのだろう。この時期はエンジンの予熱で暖かいしくつろげるのかな。困った奴らだ。

20分ほど待ってATFは結局5リットル抜けた。オイルが黒ずんでいるが4万キロの劣化ならこんものかな。
通常ここで新しいATFを5リットル足せば良いのだが全量は11.9リットルなのでその方法では50%も交換出来ていないことになる。業界では「抜き取り→新オイル補充→少し走行→抜き取り→・・・」と数回繰り返して70~80%換える方法もある。でもこれは時間もかかるし混ざった新旧オイルを捨てることになるので効率はあまり良くない。

そこでこのトルコンチェンジャーを使う。画期的だが実はこれ20年くらい前の古い機械。エンジン回転で循環する古いオイルを抜き取りながら新しいオイルを入れることができる。これも多少は混ざった新旧オイルを捨ててしまうことになるが短時間で90%以上交換できるすぐれ物だ。

筆者が使うのは久しぶりでセッティング方法はこんな感じだったかな。

ATミッションからオイルクーラー(兼ラジエータ)に向かうパイプを抜き双方ともチェンジャーに装着する。オイルラインは行き帰りどちらを選んで繋いでも構わない。

セット完了~
この状態でエンジンをかけると廃油が機械に流れ込む。同時にその油量の新油を補充すれば循環しながら効率よく交換ができる。新しいオイルで古いオイルを押し出すってイメージが分かりやすいかな。

チェンジャーにも新油を取り込んでおく。画像は吸い込んでいるところ。

新油の注入はオイルレベルゲージから行う。先ほど5リットルを抜いたので同じ分量を補充しておいた。

チェンジャーに搭載された新油・廃油タンクはそれぞれ10リットル。ATFの通り道にはガラス管が装備されておりオイルの色を確認できる。上が廃油、下が新油。すなわち交換作業でこの2つのガラス管内のオイル色が同じになれば綺麗になったとみなし交換終了。例外なく古いオイルは汚いが最後の判断がやや原始的だ。

で、いよいよエンジンをかけて作業開始

エンジンをかけると凄い勢いで廃油がチェンジャーに流れ込む。同時に新油を最強で注入しているがちょっと追いつかない感じ。この時点ではガラス管の色の違いははっきり分かる。
途中エンジンを停め何度か油量の微調整。オイルが少なくなると油圧が下がり廃油がでてこない。新油が追いつかなくなるのでエンジンを停めて新油を入れての繰り返し。けっこう忙しいがおもしろい。

綺麗な廃油がでてきたので作業終了!
結局廃油は最初の5リットルを足して合計14リットル。新油ATFは最後の微調整を入れて15リットル使った。20リットルペール缶が残ってしまったがK氏に売りつける企みがある悪党な筆者。

ATF交換が済めばもうほとんど終ったも同然。タイヤを組み付ける。締め過ぎに注意した。空気圧は前450Kpa/後ろ300Kpaで調整した。

ワイパーゴムを交換した

最終的な底周りのチェックをして・・・

着陸成功!地上は2日ぶりの超ショート。

乗ってきたチョイノリを積んで

15:00 出発。20kmテスト走行してから帰宅した。
あとは車両計測と完成検査をすませば車検完了だが作業者はその仕事に従事してはならないという決まりがあるので明日にでも誰かに頼むかな。
■ATF交換後の感想
これは期待以上の効果があった。ひとことで言えば「なめらか」。それでいてレスポンスも悪くない。変速ショックは明らかに減ったしエアコンON時の挙動不審もほとんど気にならなくなった。もっと早く交換するべきだったなと。
■車検作業のまとめ
正直自分でもここまで丁寧にするとは思わなかった。部品とかお金もけっこう使ったし今度(2年後)は簡単になるのかな。絶賛しておきながら何だがATFなんて最初で最後かもしれないな。高いし。

























