
(疲れ果てても全力で安らぎ空間をプロデュース)
紀伊山地縦断ひとり旅の後編。

尾鷲港をあとにして次に向かったのは休館中の道の駅 熊野きのくに(15:45)。
休館中とのことだがトイレは開放してるし地元民芸品のお店も営業している。道の駅の定義はよく分からないが小規模ながら休館中という感じではない印象。これで三重県の道の駅は残り2つとなった。

16:15 国道42号線。夕暮れ時の熊野の海岸線が美しすぎて停車。
これまで軽バンでいったソロキャンプは全てテント泊。自分でも意外だが軽バン車中泊は今回が初めてになる。キャンカーの超ショートでのお泊りは何だか車中泊という感じはしないのですごく新鮮に感じる。
そんなことで夜の宴はやはりコンビニというわけにいかない。何か特別な、そう、せっかくなので熊野の刺し身を戴きたい。そのため海岸線沿いにまで出てきた。超ショーターぶひぱら氏の出身地がこのあたりなのでLINEで連絡をとりおすすめのスーパーを教えてもらう。

それにしても綺麗~
道の駅 紀宝町 ウミガメ公園を通過し次なる目的地へ。
さぁ、どこで宴をするかを決めなくては。ちなみに地元スーパーでは3,400円も買い込んでしまう。胃袋は年々縮小化なのに食べ切れないほど買う悪癖は死んでも治らないのか。

南下から北上へ。旅の折り返し地点になる和歌山県新宮市を通過。思えばすごい道のりで和歌山県にやってきた。もうすっかり日も暮れていた。
道の駅瀞峡街道・熊野川に到着。真っ暗過ぎて危うく通過してしまうとこだった。というのもココは和歌山県の道の駅なので単にチェック漏れ。
それよりもなによりも朝から走り通しで疲れ果てており、早く車中泊場所を決めなければと焦りもみえていた。ひとり旅で真っ暗な道を走っても景色も見えず辛いだけだ。ただ、この駅は割りに通行量が多く車中泊に向かないと判断し泣く泣く次の場所へ。

18:35 道の駅 熊野・板屋九郎兵衛の里(三重県)に到着。
途中、ナビは嬉しそうな声で「奈良県に入りました」「和歌山県に入りました」「三重県に・・・」をループ。県境を縫いながらヘトヘトになって辿り着いた道の駅。県内制覇まであと1つ。
かつてないほどの運転疲れ。ここは駐車スペースも広く夕方でも通行量は少なく静か。車中泊客と思われるのは筆者を含めて3台。もう走れない。走りたくない。
よし、ここを車中泊地としよう!

とりあえずは宴の準備を全力で

ダウンロードしてきたプライムビデオを見ながらが贅沢だ

そしてメインは刺し身ではなく上にぎりを喰らう
まさかのオバちゃん箸を入れてくれてないあるある。手で食えということか。そこはなんとかスノピのピッツ(トングみたいなやつ)で代用した。

食後は映画「万引き家族」を見ながらまったりと。大好きなチョコとチーズデザートがやばい。

車中泊では性能を持て余す無敵の「PowerArQ」。けど季節的に使いみちがあまりない。
初めてのハイゼットカーゴの車中泊は快適の一言。必要なものに手が届く程よい狭さがこじんまりしていて良い。ベッドキット上のあぐらでも頭上はまだまだ余裕があって圧迫感はなく、助手席の背もたれの裏側がちょうどいい背もたれになるのもいい。

6:45 起床。気温は12度くらいかな。

寝床はベッドキットの上に4cm厚のエアマットがちょうど良い。10cm厚マットがより快適かもしれないが足元にテーブルを置いて座るとなると4cm厚のほうが良いのだろう。

シュラフはナンガオーロラ900DX。
10度かそこらでは当然のごとくオーバースペックでファスナー全開にして寝た。夜中に雨が降って雨音がうるさかったがすぐ止んで良かった。もとが商用車なので仕方ないか。

初使用ハイゼットカーゴ用プライバシーサンシェードも秀逸。高いけどね。

朝食は火を使うのでリアハッチを開けて

サンドウィッチとボイルしたシャウエッセン。

そしてスティックのカフェラテ。

それにしても静かな道の駅だった。

出発。昨夜通った道を少しだけ引き返す。
ナビにない新しい道路(国道169号)はスマホのGoogleマップでカバーする。三重から和歌山そしてすぐ奈良の十津川村へ。道はなくてもナビ音声の県境の報告だけは忙しそう。

綺麗な景色と

名もなき滝? いま調べても情報見つからず。

8:45 道の駅 おくとろ に到着
奈良県を北上してきたはずが、ここはまさかの和歌山県?

そう、ココは和歌山県の「飛び地」だという。村全体は全国でも唯一らしい。
すごく妙な話だが北山村は和歌山県の陸続きでない和歌山県。そのためか三重・和歌山・奈良の「三県境」はなんと5箇所も存在するという。ナビがうるさかったわけだ。なかなか興味深いので説明書きの前で立ち尽くしてしまった。秘密を知りたい人は上画像を大判にしてるので読んでみて下さい。

次の目的地に向かう途中、みかんが目に入ったのでちょっとUターンして家族へのお土産を買う。まさに通りすがりの者。筆者以外は皆みかんに目がない。

9:45 R169をひた走り道の駅 吉野路上北山に到着
一見ただのヤマザキショップだが、、?
道の駅の定義がわからん。(一応調べたら2階にレストランとかあるらしい)

でも隣を流れる北山川の透明度はすごい

謎の一回転カーブが近づいてきた。なんだこれ?

実際は緩やかなカーブでほとんどがトンネル。それを抜けた一瞬空中に浮いたような錯覚を起こす不思議な道。

10:35 道の駅杉の湯川上
このあと11:17に道の駅 宇陀路 大宇陀を通過。ここまでくればもう走りなれた道だ。あとは国道165号から一本道で帰れる。

そして榛原で突然の豪雨に遭遇する

そしてすぐに「バチッバチッバチッ!」とすごい音に変わる

「ひょう」が降ってきた。ここまでのひょうは人生初めてかもしれない。
翌日各地でひょうが観測されたとニュースにもなっていたが、ちょっと恐ろしかった。

12:20 自宅に到着~
二日間の走行距離は414Kmだった。
楽しかった。
すべてのプロジェクトを完了した達成感が半端ない。残す道の駅は「伊勢志摩」のみ。こちらはスペイン村やキャンプ場があるので近いうちに行くことになるだろう。ベットキットを設置した軽バンの車中泊は想像以上に快適で素直に驚いた。ただ超ショートに比べると長距離ドライブはかなり疲れる。商用車には似つかわしくないが腰への負担はレカロやブリッドシートで対策するのも良いのかもしれない。
やり残したことは吉野の「柿の葉寿司」を食べなかったことと温泉くらいか。和歌山の山地にはまだまだ未来訪の道の駅が多数あるし今度は十津川村経由で行ってみるのもいい。旅をすれば次のステージが広がっていく実感ができる。やっぱり家で寝っ転がってるなんて勿体ないな。


























ループ橋懐かしい。
潮岬まで原チャツーリングだ!とか調子こいて、ここでコケタ記憶しかないですw
下に落ちたらパラシュート装備でないと生還はできない高さですからね。。。
上北山の道の駅は温泉あったような記憶があるんですが、まだあるのでしょうか?
ツーリング帰りに入って、そのあとの帰路は睡魔との闘いってのがよくありました(笑)