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薪ストーブを自宅ガレージで使う発想はなかった。

天気が良いのでデイキャンを思いつくもさすがに午後からの準備は無理があった。途方に暮れた筆者を気遣う妻の一言で自宅BBQをすることに。よくある光景だが築15年目にして初めての庭BBQが妙に新鮮。デイキャンできなかった筆者はそこに「究極の時短キャンプ」の可能性を発見してしまう。

つまりは、こういうことである。

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定期的に「熾火」を見ないと気が狂いそうになる病。仕事に支障をきたすレベルだ。

筆者にとって「熾火とはキャンプであり、キャンプとは熾火である」と言っても過言ではない。もちろん他にも素晴らしい点は存在するが、あながちそれを大袈裟だとも言い難い。熾火を見ないキャンプはいまのところないのだから。

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焚き火や薪ストはキャンプ場でしかできないという固定観念。

たしかに居住地でそんなことをすれば迷惑だしそもそも今は地方自治体が認めてない所もあると聞く。ただ焚き火は無理でも薪ストなら宅内設置例もある。煙や臭いを最大限配慮できれば自宅に居ながら「熾火=キャンプ」を楽しめる可能性があった。

妙な話だがそれが実現できれば筆者の満足度は70%を超え脳内的に擬似キャンプが完成する。

実際のところ薪ストは良質な広葉樹が効率よく燃えると煙や煤、臭いも無に近しい。煙臭を撒き散らす下手なBBQよりよっぽどクリーンである。幸いにして季節は2月であり窓を締め切っている住居も多い。それに加え子供たちの喚声も届きにくく真冬に有利な点は多かった。


究極の時短キャンプ 発見その②

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この辺はブレイブボードが流行ってるらしい。

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よその子供も混じっての昼食シーン

まず時短キャンプという意味において、移動時間。準備はおろか自宅にいながら設営など全てが思い通りに事が進む。言うなればトイレもあるし冷蔵庫もあるし、何ならキッチンで料理して運んでも良いし途中でお風呂に入っても良い。もはやキャンプにあらず(笑)

いや、だからそれ普通のBBQやし!

と言われても当然だ。筆者はもう壊れてるのかもしれない。


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母と娘の力作。手ごねハンバーグ。

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安定のユニセラと手前は久々のアヒージョ。

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余ったアヒージョはパスタにからめると美味い。

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居残った女子達のシメは焼きマシュマロ。トッポに刺すのが通らしい。

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日が陰ってくるとさすがに冷えるのでサイドウォールを取り付ける。運動会以外ではあまり手番のないフィールドアのタープだがオプションのウォールを買っておいてよかった。

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サイドウォールを2面取り付けると一気にキャンプ感が増す。

同時に薪ストの威力も倍増し極上の暖かさ。ウォールを取り付けない面は家の外壁とバスに囲まれるので風防は完璧。翌日が仕事なので我慢したが奥の方にワンタッチのカンガルーテントを張ればこれはもうキャンプ。ガレージBBQの域を超越した庭キャンだ。


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煙突は90度曲げと45度曲げ×2を使った

燃焼効率重視のためダンパーは取り付けない。煙突の支柱(自作バイルドライバー)はうまい具合に花壇を利用できた。ねらい通りケムリは無色透明で目視できないほどクリーンだった。思いもしなかったが自宅ガレージの薪ストはアリだ。

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夕方に全ての片付けを終えたが筆者は20時頃まで1人で熾火を楽しんだ。

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最後の最後まで癒やしを演出してくれるロマンチカル薪ストーブ

キャンプの定義や境界線についてはよく分からないが筆者にとってはこれを見ればどんな形であっても満足できてしまう。バス旅やキャンプ。筆者の密かな家族イベントのプランニングは休日の関係でうまくいかなかったが結果的に家族で過ごす特別な時間を創れた。

というのも実はこの日は結婚記念日。もう若くはないので口にださずにいたが、きっと妻もその辺のことを察知しての気遣いだったのだろう。