
バス85泊目 焚き火とキャンカーを満喫するキャンプ 後編
野営地「たまき水辺の楽校♪」にて。夕方から風がおさまり20時の気温は9度。広場には5つほどテントがあったがかなり遠くに居るので詳細は分からない。静かな夜だった。

照明を消して揺らめきを見つめてるとそのままチェアで寝落ちしてしまう
筆者の人生で寝落ちは珍しい。慣れない酒を呑んだのと風防板の輻射熱の心地よさが原因か。今宵は録画した番組を円盤化してきたのでまだ寝るわけにはいかない。

バスで二次会をしなければならないので照明を明るくして一旦お片付け
どんな所にも獣は居るので匂いを放つ食材やゴミ袋は片付ける。突風や雨に備えペグ張り綱の確認と荷物は中央に集める。焚き火台はタープから距離をとっておく。そして不本意ながらギア盗難の可能性もあるので注意しておきたい。

21時半にバス内へ。予定より遅くなってしまった。
いつ気絶しても良いように予め寝床は作っておく。FIELDOORのエアマット10cm厚と同社のピロー。シュラフは真冬装備の山渓×NANGAのオーロラ900DX。

エンジンをつける事なくボタン1つで車内が暖かくなるFFヒーター
先程まで育てていた焚き火の暖とは全く別次元の世界線。エンゲル14Fを冷蔵モードで7時間付けっぱにしてたが蓄電残量はまだまだ充分。車内温度が安定するとFFヒーターと照明、エンタメ機器類、エンゲルで合計10Aの消費電力だった。算出では連続16時間可。

ブレンディの紅茶スティックで一息つく
間違えて購入したアレンジレシピ用のチョコレート効果72%。りんご味のチーズケーキ6ピースなど普段口にしないお菓子を用意。そして煙臭ただよう身体を赤ちゃんのおしりふきで拭いて部屋着に着替える。圧倒的充実感。圧倒的俺の部屋って感じ。

地上波がよく映った。山地の車中泊が多いので見れるのは嬉しい
しかしながら円盤化してきた番組があるのでBDプレイヤーでそれを視聴する。かかさず見ている今朝のワイドナショーと録り溜まったリゼロをまとめて再生する。他にも映画やらを用意してたが考えてみるとそんな観れるワケがなかった。

日が高くなった頃に起床

トイレに行ったついでに少しお散歩。空が広くほんとに綺麗なところだ。

超ショートとタープのコラボが美しい。本当に来て良かった。
さて、今からどうするか。
ここはチェックアウトの概念がない。道の駅車中泊ですら朝から長居するのは気を遣うものだがここでは朝から焚き火をするも良し、あえてバスに篭もるのも良し。心ゆくまで滞在が許される。もちろん公共の場なので常識的な範囲である。
結局筆者はバス内で持ってきた録画番組を消化することにした。
「お前アホか、そんなん家で観ろや!」というのは正論。いくら天気が良くても景色が綺麗でもバスに引き篭もる。ここになんとも言えない快感を覚える。筆者はぶっちゃけインドアだろうが非日常的な過ごし方がソロキャンだと思っている。もとよりジムニーシエラでなく超ショートで来た意味を尊重した。

そんなことでいつでも帰れるように撤収だけ先にしておくことに。

薪が半分くらい余ったが気にしない
最近のお気に入りのasobitoというブランドのバックシリーズ。青川峡で買ったペグケースが素晴らしくその流れで薪バックとコンテナトートを買い足した。asobito製品の防水帆布生地はとにかく頑丈で質感がいい。使うほどに風合いや味のでる代物で気に入っている。

こちら(右)は最近新調したクオルツ ステンレス炭火火消し壷。
高級炭を消化し再利用できる優れもの。灰捨場まで遠いキャンプ場や今回のように灰を持ち帰らなければならないシーンでも活躍する。これまで安価なものを愛用してたがステンレス製の頑丈なやつが前から欲しかった。

撤収完了。でもまだ帰るわけではない。

折角なので初野営地の記念撮影



自画自賛の素晴らしいシルエット

朝昼兼用の味噌煮込みうどん。そしてローストビーフ。

〆は安定の焼き餅。味噌煮のスープに絡める幸せ。

NEWアイテムはFUTURE FOXの遮熱テーブル
愛用品シングルバーナーSOTO ST-310の専用設計。いわゆるサードパーティ製品でシングルバーナーに被せて使う遮熱板兼テーブルになる。CB缶がむき出しになるデッドスペースを見事に有効利用するアイデア商品で使い勝手が良くバカ売れしてるとか。
ずっしりと造りがしっかりしていて安定感もある。筆者はキャンプではOD缶のバーナーを使う事が多くなったので車中泊や屋内用として購入した。超ショートに常備しておくのは決定事項だ。

サブバッテリー残量55%。常時消費10Aでまだ連続12時間使用可能。
お昼過ぎまでゆったり過ごしてもサブバッテリーの残量は半分以上と好成績。就寝時はFFヒーターを消したが20時間以上エンゲル14Fは稼働しっぱなし。この状態でこのまま連泊はギリギリいけるかどうかって感じだ。

焚き火をする超ショート泊は4度目かな。キャンピングカーの設備が快適すぎてキャンプが面白くないと思った事も過去に実際あった。でも今回は最初からインドアキャンプをするつもりだったので心から楽しんだ。
自分には理解してくれる家族が居てジムニーシエラもテントもある。そこに超ショートがあり楽しみのバリエーションは無限大だ。今が大変な時だからこそ気付ける事もある。何を悩むことがあるのか。その時その時の心境に合わせた野遊びをこれから開拓していきたい。ソロキャンは少し遠ざかってたがこの野営バス泊でそう思えることができた。




























